資産運用する人が増えています
◆福井日銀総裁は2月25日、都内のシンポジウムで講演し「貯蓄から投資」を勧めています。福井俊彦総裁は、「家計の生活経営が切り開く日本の新時代」と題した講演の中で、家計資産による積極的な株式投資の重要性を説いています。
◆講演において福井日銀総裁は、日本の家計部門が所有する約1500兆円の金融資産のうち株式などに投資されている割合は約15%に過ぎないと指摘し、今後「貯蓄から投資」への流れが加速すれば日本経済を活性化する潜在的な力になると予測しています。
◆確かに、福井日銀総裁が指摘するように日本の家計が抱える金融資産の大半は貯金であり、最近になってようやく、リストラ、年金カット、医療費高騰、少子高齢化などの将来への不安から、株式や投資信託による資産運用が注目され始めているところです。
◆けれど、福井日銀総裁や政府が勧めている株式投資にはリスクがつきものです。貯金と違って元本を割り込むことがあります。一方で貯金にはインフレにより貨幣価値が目減りするリスクがあります。貯金と投資、どちらにもリスクがあることを理解した上で、バランスのよい資産運用を心がけたいものです。